ボトムデザイン、トムカレン〜ケリースレター、サーフボードデザイン

ボトムデザイン、トムカレン〜ケリースレター、サーフボードデザイン

1980年代トムカレンの登場によりボードデザインも変わるキッカケになっている。トムカレンは父親のシェープするシングルフィンのサーフボードでサーフィンを始めたが、やがて新進気鋭のサーフボードビルダー、アル・メリックと出会い、アルは流体力学なども積極的に取り入れたハイパフォーマンスのサーフボードを、トムと二人三脚で開発していくこととなる。

トムカレンのサーフィンはそれまでの概念を覆すようなライディングで当時のサーファーに衝撃を与えた。僕が中学生の時にハレイワで初めて見た時も、今だに鮮明に覚えている。その時父親がBODYGOLBEのライダーでハワイのBODYGLOBEハウスにステイしてロブマチャドが16歳でゲームばかりしていた記憶が蘇ります。

当時のロブマチャド、ケリースレターにも大きな影響を与えたのは間違ないと思います。

ケリースレターは1972年フロリダのココアビーチで生まれ。ロバート・ケリー・スレーターは、1991年に19歳でCTクオリファイを果たして以来11度のワールドタイトルを獲得。その内、ワールドチャンピオンの最年少記録(20歳)と最年長記録(39歳)を持ち、56度のイベント優勝という偉大な記録をいくつも持っている。

ケリースレター、ロブマチャドもアルメリックのボードを使用して多くのタイトルを獲得している。

1980年代少しボテとしたボードデザインで、ボトムもフラット〜Vが主流でした。1990年代にケリースレターなどが使用していた、ボードのボトムはディンプルボトムから進化したコンケーブデザインが出てきて、だいぶボードがシャープになってきました。

ボトムのフラットとコンケーブの違いは、コンケーブは下に押さえつけると反発がよく板のデザインもシャープにしてもスピードが出るというデザインです。現在のショートボードはこのコンケーブが入っている。フラットボトムは浮力を出してスピードを得るために少しボードデザインもボテしてくるため今の激しいサーフィンとは少しスタイルが変わってくる。

1990年〜2000年代のサーフボードはアラジンの靴の用なピンピンのデザインで現代のサーフボードのデザインは長さが5.6〜5.9と少し短くなって幅も少し出てきていますね。

フィンのデザイン次はボトムのデザイン次はどんな風に変わっていくのか楽しみですね。

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